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生命保険の保障機能について

 

生命保険の基本的な機能として保障機能と資産形成機能があります。

生命保険は第一の機能として預金やその他の運用商品と違って万一の時、死亡保険金を受け取ることが出来て遺された遺族が安心して生活できるという保障機能があります。

それに加えて第二の機能として長期にわたって計画的に資産形成を図る機能を備えています。

この資産形成機能においては生命保険は大きく2つに分かれています。契約時に満期保険金額、解約払戻金額が決定する定額保険や、特別勘定の運用実績に基づいて満期保険金額や解約払戻金額が変動する変額保険があります。

まず生命保険の保障機能に関して確認をしていきましょう。

日本の実態を見たときに日本人の男性の1割の方は64歳までに亡くなっています。

64歳と言えばまだまだ働き盛りの現役世代と言っていいはずです。

64歳までに亡くなるということは40歳や50歳で亡くなってしまう方ももちろんいらっしゃいます。

つまり早く亡くなるのは万が一ほど稀なことでは無く、実際は十が一ほどの確率で起きてしまっているのです。

ちなみに女性が十人に一人亡くなってしまう年齢は73歳です。

また日本では年間約137万人の方が亡くなっています。

それを1年365日として換算するとなんと1日平均3750人もの方が亡くなっているということになります。

このような事実に基づいて考えてみると現役世代でなくなってしまうということは意外と高い確率で発生していてそのための準備は多くの方にとって必要なことなのかも知れません。

その死亡に備えるのに最も有効な手段が生命保険です。

生命保険の基本的な考え方として「万人はひとりのために、ひとりは万人のために」という考え方があります。

私たちはひとりひとりが異なった家族形態や生活スタイルを持ち、それぞれに家庭の事情や夢、目標などを持って暮らしています。

100人の人がいれば人生の数も100通りあります。

しかし夢や目標を持っていても不測の事態に襲われることもあります。交通事故や予期せぬ大病によって予想外の出費が発生したり、見込んでいた収入が得られなくなることがあります。

そしてその予期せぬ不測の事態は一部の不幸な人だけの話とかではなく誰にでも起こりうる話なのです。

そのいつ自分に降りかかるともわからない不測の事態に経済的に大きな力となってくれるのが生命保険なのです。

一般的に生命保険の特徴を説明する言葉に「預金は△、保険は☐」という言葉があります。

この言葉は積立途中で亡くなってしまった場合の預金と生命保険の違いを簡単に表現しています。

預金の場合は積立途中で死亡されるとその時までに積み立てられた元本と利息が遺族の手元に残ります。

ですが生命保険の場合は加入したその日から保険期間中いつ亡くなっても死亡保険金額の満額が遺族の手元に残ります。

つまり万が一の場合でも遺族にとって必要な資金を確保できる仕組みが生命保険なのです。

このような機能は生命保険のほかはありません。

 

 

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